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執筆者の写真梅田夏希

牌パワーの分析(雑談)

今日は児童館で子供と遊んでいましたが、一人遊びしていて放置されている間に麻雀のアプリを立ち上げたら、脳内を支配されてしまいました。汗

政策でも仕事でも何でもそうですが、一つのことを考え始めると徹底的に没頭してしまうところがあります。今日は牌効率について考察分析したので、ブログのテーマと全く異なりますがせっかくなので載せておきます。なお、麻雀の経験のない方は即座に退室してください。全く楽しめる要素はありません。


Contents

1枚から1面子へ

2枚から1面子へ

3枚から1面子へ

おわりに



1枚から1面子へ

 

3…4.827453136(首位)

5…4.976449966

4…4.999843597

2…5.156191826

1…5.461537361(最下位)

さて、いきなり何の数字かと思われるでしょう。

左の数字は牌の種類、右側の数値は『同色36牌のみの積み牌から無作為にツモった時、最初の1面子ができるまでに平均何ターンかかるか』を計算したものです。例えば孤立3を持っていれば、そこから平均4.827453136回のツモで面子が出来ることを表しています。なお、孤立6~9はそれぞれ4~1と同じ値を取りますので省略しています。

孤立牌は中心に寄るほど面子化しやすいかとおもいきや、意外にも37が最強でした。このスコア差なら4~6より遥かに強いと考えて差し支えないです。

さて、次の2枚形の分析が本番です。ここからが本番です。



2枚から1面子へ

 

23…3.08581543(首位)

34…3.164438486

45…3.243061781

最強はやはり両面形です。外側に行くと若干強くなるのは、ハズレ牌を引いた時もそれなりに使える孤立牌が来るからだと思われます。

35…3.664807796

46…3.781949759

13…3.848780632

37…3.900995255

24…3.965922594

次に強いのはカンチャン形です。内カンチャンと外カンチャンの差はあまりないようです。内カンチャン同士、外カンチャン同士では奇数(外側)の方が若干強いようです。

特異なのが、ターツですらない37の組み合わせがペンチャンの12を抑えてこの順位に食い込んでいるところです。これはリャンカンを作れるからではなく、それぞれの孤立牌としての強さに起因しています。

33…4.042539597

対子の中では最強ですが、カンチャンに劣るようです。もっとも、鳴きを考慮に入れて計算すればおそらく両面並みに強くなります。

12…4.149895668

カンチャンに大きく劣りますが、孤立牌で最強の3のスコアが4.827453136なので、孤立牌よりは遥かに強いと考えて差し支えなさそうです。

55…4.150713444

27…4.163591385

44…4.166843891

対子はともかく、ターツでもない27がペンチャンとほぼ変わらないスコアなのは驚きです。孤立牌の力を舐めてはいけません。

36…4.242214203

26…4.242214203

スジ持ちの3はその外側の2と全く同価値になるようです。

22…4.288664818

17…4.38766861

28…4.426187515

25…4.466291428

15…4.466291428

16…4.504810333

11…4.518659592

18…4.650264263

14…4.728887558

19…4.912859917(最下位)

最下位グループにはスジ持ち、1絡みなど面子化に遠い形が並びました。特にダントツ最下位の19はそれなりの守備範囲を持っているにもかかわらず、孤立3にも劣るスコアでした。さっさと切ってしまって良さそうです。



3枚から1面子へ

 

パターンが多いので流石に長くなりますが、大事なのは2枚形の方です。ここから先は、細かいスコア差はあまり重要ではありません。2枚形の方を読んであまり分からなかったという方は、ここから先は細かすぎるので読まない方がいいです。

237…2.574961185(首位)

233…2.651928425

223…2.651928425

357…2.673370361

334…2.709787846

344…2.709787846

236…2.744940281

238…2.744940281

347…2.744940281

348…2.744940281

445…2.767647266

455…2.767647266

首位グループは全てリャンカン両面対子両面+孤立牌の組み合わせが占めました。両面対子はここで出揃いましたが、以下もしばらく残りの2パターンが続きます。

意外にも首位は両面+孤立牌の237でした。7の孤立牌としての力は相当強いようです。ただし、鳴きを計算に入れていないので、入れればおそらく両面対子の方が好スコアになります。

235…2.84334898

239…2.84334898

135…2.84334898

346…2.914919376

349…2.914919376

457…2.914919376

458…2.914919376

459…2.914919376

246…2.914919376

ここでリャンカン形も出揃いました。リャンカン形は総じて、両面対子や強い孤立牌よりは劣るようです。リャンカン形のパワーを過大評価も過小評価もしないことは、初心者脱出の為には重要なことだと思います。

679…3.013328314

568…3.084898472

569…3.084898472

ここで両面+孤立牌の形も出揃いました。残りは愚形が並びます。また、2枚形で首位だった23のスコアは3.08581543でした。ここより下は、手牌を3枚抱えるにも関わらず両面より劣る組み合わせです。

335…3.117960215

355…3.117960215

137…3.179488897

446…3.20324111

113…3.2590096

133…3.2590096

337…3.324207306

224…3.344290495

244…3.344290495

カンチャン対子が一気に出揃う並びですか、そこに混じって137、337がいるのが驚きです。それほど3と7の組み合わせは強いようです。ただし、強いといっても2枚形の両面に劣る3枚組ですし、前述のリャンカン両面対子両面+孤立牌の方が普通に強いことには変わりありません。

138…3.349467754

358…3.349467754

359…3.349467754

136…3.421038151

247…3.421038151

248…3.421038151

カンチャン+孤立牌の形が並びます。

126…3.421038151

127…3.421038151

ペンチャン+やや強い孤立牌の形です。125はこれより大幅に劣るようです。

112…3.485340118

122…3.485340118

ペンチャン対子の形です。これも、鳴きを考慮すればもっと上位のスコアになります。

139…3.51944685

227…3.523116112

277…3.523116112

226…3.580975533

266…3.580975533

336…3.580975533

366…3.580975533

125…3.591017008

128…3.591017008

249…3.591017008

469…3.591017008

117…3.694603682

177…3.694603682

228…3.722025156

225…3.752462864

255…3.752462864

115…3.752462864

155…3.752462864

129…3.760996103

124…3.760996103

116…3.779884338

166…3.779884338

118…3.893512487

188…3.893512487

114…3.951371908

144…3.951371908

2枚形のカンチャンのスコアが3.66-3.97ぐらいなので、これらは3枚形でありながらカンチャン程度の強さしかありません。酷い形が並んでいますが、ここまでは一応ターツを含んでいます。最下位グループはそれすらなくなります。

258…4.025565624

147…4.025565624

158…4.025565624

148…4.025565624

159…4.025565624

119…4.025565624

149…4.267114639(最下位)

見るも無残な配牌…といった形ですが、逆にこれ以上酷い形はなく次に何を引いても良形変化します。3.66より酷い形については、細かなスコアの差はあまり気にしなくていいでしょう。



おわりに

 

こういう分析が好きすぎて好きすぎて…!悦

結局腕の方はさっぱりなのですが、麻雀に付き合ってくれるよという方はご連絡ください。賭け事は大嫌いなので賭けなし、子供いるのでオールはなし、タバコだめなので禁煙場所で、という健康スタイルでお願いします。


次回はより実践的な「4枚から2面子へ」を扱いたいと思います。3456や、3445のパターンをどう扱うかのやつです。同じ計算プログラムを使うとどうなるか、やってみたいと思います。


一応政治ブログなので政治の記事も書きますが、今日は完全に息抜き記事でした。たまにはこういうのもいいよね。いいよね。


梅田夏希


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