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  • 執筆者の写真梅田夏希

梅田版タバコ対策

久々にストレートに、タバコ対策についてブログ記事を書こうと思います。私の思想と、これからの計画について書きます。



何を達成したいのか

 

まず、私が何を為したいのかを書きます。タバコ対策活動をしている方々の意見は様々で、タバコを禁止しようという人もいれば、受動喫煙さえ解消できればいいという人もいます。私のゴールは、『弱煙者のバリアフリー』の実現と、『ニコチン依存症の撲滅』です。順に触れていきます。



弱煙者のバリアフリー

 

弱煙者とはここでは喘息など大小様々な呼吸器疾患を持った人のことを指すこととします。バリアフリーの内容を少し具体的に書くと、以下のような環境です。


1.弱煙者は、三次喫煙も含めた受動喫煙を完全に避けることができる。受動喫煙に遭わずに普通に住み、普通に働き、普通に街を歩き、普通に生活ができる。

2.喫煙者は、弱煙者が周囲に絶対に来ない場所・場面における喫煙を一切制限されない


1だけでも十分ですが、あえて2も書くことで私の理想である『弱煙者のバリアフリー』がどのような社会なのか、よりイメージしやすいのではないでしょうか。いずれ喫煙者向けにもアピールし、賛同を得たいので、そのために2も明文化しておく必要があると考えます。

では、これを達成するためには何を為したらいいのでしょう。以下のような方法が考えられます。


1.弱煙者の存在と現状を一般向け、為政者向けに啓発し、対策の必要性を広める。

2.現に受動喫煙被害を発生させてしまっている喫煙者に対して包括的な支援を行う。

3.たばこ産業に関する規制を見直し、利権を廃し、業界の健全化を促す。


1は直接的な対策、2は中間、3は根本的な対策となります。どれか一つでも効果はあるかもしれないし、全てやっても効果は今一つかもしれません。今のところはこの全てに取り組みたいと思っています。

1~3のうちのいずれを重視するにせよ、NPO法人などを立ち上げて自費や寄付で運営するよりも、ある程度の政治的な発信力、発言力を伴って主張し、行政を動かす方が有効です。今どきはどこの役所にもタバコ対策をやりたがっている味方がいます。彼らの力を活かさない手はありません。



必要なのは政治力

 

NPO法人などを起業するよりも、政治方面からアプローチした方が有効だろうと思い至った時、まずは既存の政治家を味方につけることを考えました。受動喫煙対策に熱心な政治家を味方につければこれほど頼もしいことはありません。彼らの政治的な発信力、発言力を利用させていただこう!…と思ったんですが、当たり前ですが彼らには既に支援者がいます。我々がいくら持ち上げたところで支援団体の一つにしかなることができず、取り組んではくれるものの優先順位は上げてくれませんでした。

埒が明かないので他力本願はやめて、今は自分が政治家を目指すこととしています。地域の諸課題に詳しい政治家に受動喫煙対策に熱心になってもらうことと、元から受動喫煙対策に熱心な私が地域の諸課題に詳しくなって政治家を目指すこと、順番は違えど、受動喫煙対策に熱心な政治家を味方につけられるという点では変わりません。

というわけで、弱煙者のバリアフリーを達成するために今私が次に取り組もうと思っていることは、住んでいる地域のタバコ問題以外の諸課題を把握することだったりします。遠回りなようですが、多分これが一番手っ取り早いんだろうと思っています。



ニコチン依存症の撲滅

 

さて、もう一方の課題はニコチン依存症の撲滅です。バリアフリーの実現だけでは飽き足らない理由は以下の2つです。


1.直接殺している人数は受動喫煙よりも多い

2.そもそも受動喫煙の根本原因である


まず1について。受動喫煙で亡くなる日本人は年間15000人ほどと言われています。交通事故の4倍近いすごい数ですが、一方の能動喫煙は120000人ほどです。(少し古いデータです。今はもうちょっと少ないと思っています。)人命を救うという意味では、選別せず分け隔てなく取り組みたいものです。

次に2について。依存症でない喫煙者は、喫煙する時間や場所を選ぶことができます。わざわざ違法な場所や弱煙者が近くにいる場所を選びません。しかし、依存症の患者は昼休み中や帰宅から就寝までの間など、時間的制約が厳しい中でも喫煙する必要があるため、適切に喫煙する時間や場所を選ぶことができません。比較的マシな場所として、例えば民間の駐車場、自宅のベランダなどで喫煙することとなり、受動喫煙を発生させてしまいます。ニコチン依存症さえ解消すれば、受動喫煙問題も芋づる式に解決する可能性があります。

では、ニコチン依存症を撲滅するためには何を為したらいいのでしょう。方法には以下のようなことが考えられます。


1.ニコチンの効用や功罪を、一般向け、為政者向けに啓発し、対策の必要性を広める。

2.現に依存症に陥ってしまっている喫煙者に対して包括的な支援を行う。

3.たばこ産業に関する規制を見直し、利権を廃し、業界の健全化を促す。


というわけで、やることはバリアフリー実現とほぼ一緒だったりします。政治的な発言力をつけて、行政の熱心な担当者を巻き込んで、時間はかかりますが、一歩ずつ目標達成を目指していきます。



現在の梅田

 

さて、将来の目標達成のために現在(2021年10月)の私は何をしているかというと、千代田タバコ問題を考える会と梅田なつき後援会の二つの組織を立ち上げて活動活性化を目指しています。これを読んでいる皆様の参加をお待ちしております。

まず千代田タバコ問題を考える会は、その名の通り千代田区周辺で起きているタバコ問題について、あーだこーだと考える会です。現実に起きているタバコ問題を直視し、直接間接の解決を目指して知恵を交換し合う会です。経験を積むため、当面の間は千代田区周辺に限らず事例を募集しています。

次に梅田なつき後援会は、こちらも名前の通り、私の政治活動を促進する会です。こちらは原則として千代田区内の問題しか扱いませんが、タバコ問題に限らず広く話題を募集しています。


一応、2つの会は独立した組織ということにしているので、どちらか一方の趣旨にしか賛同できないという方も是非他方には参加してください。一歩ずつですが、着実に目標達成に向けて動いています!是非とも皆様のご支援、ご指導をよろしくお願いいたします。


梅田夏希

natsukimale@gmail.com

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